【テテ酒】

（てて-しゅ）名詞。テテカワが好んで飲む酒。主な原料はヤギの乳で、これを発酵させたもの。部族を訪れる旅人をもてなす際に振る舞う。

乳をそのまま酒にするため、脂肪分が集まって固形化している部分が残る。臭みがあり、初めて飲むとほとんどの人が抵抗感を覚える。

蒸溜して透明にしたものは、神事にしか使うことができない。テテ酒を好むもののなかには、なんでもかんでも自分なりの「神様イベント」にして強引に飲むものもいる。

また、依存性も若干ながらあり、常習者のなかにはテテ酒を飲みながらも、ラーメン会に参加したがり、ラーメン会場を自宅近くに変更させるものもいる。「〜飲んじゃったんで迎えにきてください」など。